2010年5月29日土曜日

PCの廃棄

家にはPCが5台あるが、うち使用しているのは3台。2台はただの置物となっている。というのも1台は14年前に買ったWin95機、もう1台がヨメが実家から持ってきたWin98機。スペックがショボイ上に、デスクトップ機なのでわざわざその場に行って電源を入れないと使えないため、1年に1回電源を入れれば良い方であった。本当であればさっさと廃棄したいところではあったが、この時代のPCはパソコンリサイクル法の絡みで廃棄時に 1台に付き1万円払わないといけないことから、廃棄することを躊躇していた。

ところが2・3日前に家電製品類の無料回収業者のチラシが入ってきており、今日の朝10時までに玄関先にモノを置いておくと勝手に回収してくれるらしく、そのリストの中にPC本体も入っていたことから、これを機に処分することにした。

そもそも上記の回収業者は、これによってどう日銭を集めるのかが気になったが、無料で回収してくれるということで、こちらにもメリットがあるし乗っかることにした。
PCの廃棄についてヨメも賛成であったが、ヨメが使用していたWin98機のHDDにデータが入ったまま廃棄するのに抵抗があると言ったため、ゆうべのうちにフリーのソフトウエアを使用しHDDの内容を消去する。Win95機についても同様の処置をしたかったが、2年ほど家の外にさらしておいた状態だったため、箱に入れていたとはいえ汚れがひどく、家の中に入れて作業することを躊躇していた。

そこで、Win95機本体からHDDを外し、本体は一旦回収に出す。取り外したHDDは別のPCに接続し内容を消去、または物理的に破壊し、後日不燃物に日にゴミとして出すことを思いつく。朝の会社出勤までの時間でそれを行おうとフタを開ける。が、配線がごちゃごちゃしている上に、HDDを外すために他の部品を外す必要があるため、作業が繁雑になることから別の方法を考える。

次に考えたのは、Win95機の電源を入れHDDがアクセスしているタイミングに電源を切ることで、HDDをクラッシュさせるという、PCをオペレーションする上での邪道を逆にやってみる。
ただし家の中にPCを持って入れないので、車庫にある電源にコードをつなぎ、モニタ無しでこれを行わなければならない。手順としては、PCの電源を入れ、OSの内容をロードするタイミングであろうというタイミングを見計らって、電源を落とす。そして再び電源を入れHDDの動作音をチェック。→HDDがOSの読み出しをしているようであれば失敗、激しくアクセスしていそうなタイミングを見計らい、再び電源を落とす。これを2・3回繰り返したところ、成功したかどうかはわからないが、電源を入れてもHDDのアクセスする音が聞こえなくなる。

本来であれば、もう1度電源を入れてHDDの動作音を確認すべき所であったが、家に住み着いている「ツバメ」が車庫にある「巣」に入りたがっていたこと、もう出勤しないと遅刻する時間であったことから、玄関先にブツを置き、あとはヨメに託し、会社に向かう。

今日帰ったら、実は「回収対象ではありませんでした。」というオチは無しですぞ。

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