2009年8月12日水曜日

カタログ用グラビア撮影同行

自分が以前担当していた某得意先の「商品カタログ」で使用する素材(イメージ・グラビアなど)の撮影があり、前営業担当として終日同行しました。

今回制作するカタログのイメージとしては、家庭画報のような「綺麗な写真を見せるカタログ」をイメージしていたこともあり、地元を拠点とするテーブルコーディネータさんの仲介で家庭画報の表紙を撮影しているカメラマンに撮影を担当していただけることになりました。
が、カメラマンさんのスケジュールが1日しか空けられないという事情で、撮影は2日間を予定をしていましたが1日間で行わなければならなくなり、分単位の超過密スケジュールでの進行を余儀なくされました。

カメラマンさんには東京を拠点としているため、前日に羽田から最終便の飛行機で金沢入りしていただき、深夜にミーティングを行い、早朝より撮影に臨みました。
撮影しなければならないイメージは8カット、撮影は金沢市内5箇所、モデルを使った撮影もあるため着付けやヘアメイクも限られた時間内で効率よく進行する必要がある中、モデルさんが予定時間になっても来ないといったトラブルも発生し、一時不安になったこともありましたが、終了予定の2時間前には撮影は無事終了したのでした。

 

今回の撮影に同行させていただいて感じたことは、「東京のカメラマンってすげー! 今回のテーブルコーディネータもすげー!」ってことでした。
テーブルコーディネータさんは、当社の企画意図をどのように表現するかを一生懸命考え、カメラマンが納得する絵面をすみやかに作っていただき、カメラマンは1カット撮影するのに10分程で済ませていたのには圧巻でした。(もちろんセッティングや写真の色調整の時間は含まれていませんが。。。)

カメラマンの手が早いのは何故か?ということをふと考えましたが、答えを導くのに時間はかかりませんでした。「家庭画報」の表紙を撮影するカメラマンあたりになると、被写体はモデルや芸能人なので、撮影できる時間帯が決まっている中で、モデルさんが遅れて入ってきた場合でも、時間内で撮影を終わらせるため短い時間でイメージ通りの画を撮影できる能力が長けていないといけないのだと思います。それができる人が一流のカメラマンとして、生き残っていけるのでしょうねぇ。(おー、怖っっ!!)

一流の仕事を見せてもらったという意味では、今回の同行は良い勉強をさせていただきました。以降、地元スタッフ・カメラマンの撮影に同行したときは物足りなさを感じるんでしょうねぇ(苦笑)。
いきなり一流を体験するのも微妙ですね。

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